学生も必見!翻訳者に必要な5つの能力

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これから翻訳の仕事を試してみたい、自分の英語力をもっと伸ばしたい。そんな風に考えている学生の方は多いのではないでしょうか。

翻訳というと、「英語が出来ればいいんでしょ」と思うかもしれません。ところが翻訳するにあたり、英語力以外にもっと重要な能力が必要なのです。今回は翻訳者に必要な「5つの能力」をご紹介します。

①作品の世界観を知る「理解力」

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テレビやドラマ、コミックなどの翻訳するには、その作品に触れておくことが何よりも重要です!登場人物のキャラクター、それぞれの関係性だけでなく、一体どのような世界をモチーフにした世界観なのかを知っておかなくてなりません。

中世ヨーロッパ風のファンタジーなのか、近未来SF、あるいは史実に基づいたノンフィクションなのか、それらを作品に忠実に理解しなくては、良い訳は生まれないでしょう。

つまり、翻訳に取り掛かる前にその作品を見ておくことが重要な訳ですね。

②専門用語を詳しく調べる「調査力」

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どれだけ英語が得意な方でも、特定のジャンルにおいてはどうしてもわからない単語は存在します。”なんとなく”訳すのは絶対に止めるように!きちんと意味を知ってからでないと訳すことはできません。

例として下の英文を見てください。

I can’t wait to play PvP on this MMO.

PvP? MMO? 一体なんのこと?

MMOとは、(Massively Multiplayer Online)の略で、大規模多人数同時参加型のオンラインゲーム全般を指します。つまり複数プレイが出来る大きなネットゲームのことですね。

PvPとはMMOにおけるPlayer vs. Playerのことで、プレイヤー同士でプレイするゲームです。それに対しPvEとはPlayer vs. Environmentを指します。

こういった単語を素早く調べる「調査能力」が翻訳者には必要なのです。

③日本語の「表現力」

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翻訳においては英語だけが得意なだけではダメなんです。「英→日」翻訳においてはむしろ日本語で「本質を突く」言葉を探し当て、文章に「構成する力」が重要になってきます。

Here’s looking at you, kid. 

「君の瞳に乾杯」

(映画「カサブランカ」1942年より)

このように、名訳と呼ばれる翻訳の表現力というのは見事ですね。

④基礎的な「英語力」

英語で書かれたスクリプトを翻訳するにあたり、内容を理解し解釈するための基礎的な英語力は必須です。GAPにおいてはその基準の目安として760点程度だと考えております。ただし、英語力がずば抜けていたとしても、上であげてきた他の能力をおろそかにしていては意味がありません。

⑤「楽しむ力」

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翻訳するにあたって、自分の知らない分野についての翻訳が数多くあると思います。「知らないフィールドの知識をどんどん吸収しよう」という好奇心を持つことが翻訳を楽しむためのコツです。みなさんも楽しく翻訳に取り組みましょう!

翻訳に必要な5つの能力を紹介しました。もっと英語力を伸ばしたいと考えている学生さんだけでなく、翻訳の仕事に興味がある主婦の方や社会人もぜひ参考にしていただけると幸いです。